阪神近本光司外野手(29)がいきなりのビッグプレーを披露した。
今季初の甲子園。その初回先頭、野間峻祥外野手(31)の左中間への詰まった飛球に全力でチャージ。ダイビングキャッチして、転がりながらもボールを離さなかった。
右ひざなどを地面に打ったもようで、一瞬、うずくまり甲子園をざわつかせたが、駆けつけた遊撃木浪聖也内野手(29)がベンチに向かって両手でマルを作ると、大きな拍手が起きた。
甲子園開場100周年のメモリアルイヤーが始まり、最初のプレーを超美技で飾った。
「ビビって前出れないのが一番怖いことだったので」と回想。「この前の神宮もそうですけど、前に出れたっていうのが。エラーするのも怖いけど出れないことの方が怖いので」と振り返った。