阪神が劣勢の8回に、近本光司外野手(29)の快足を生かした安打で同点に追いついた。

2点を追う8回1死から、代打糸原が四球で出塁し、木浪が左前打でつなぐと、ノイジーの左飛の間に2人が進塁し2死二、三塁の好機。打席に立った近本がカウント1-2と追い込まれたところから中日勝野のフォークを打ち返した。打球は一、二塁間に飛び、二塁手田中が追いついてランニングスローを見せるも、ベースカバーに入った勝野より近本の足が勝り、この間に2人が一気に生還した。

阪神は中日先発の柳を前に、7回まで散発2安打。苦しい流れを1番の一打で変えた。

【関連記事】阪神ニュース一覧