阪神は2回に今季初めて打者一巡し、今季1イニング最多の7得点を挙げた。前日11安打7得点した打線が、中日大野を1回1/3でKOした。

初回に大山悠輔内野手(29)の中前適時打で1点を先制するも、先発の大竹耕太郎投手(28)が2回に2失点を喫し、逆転した。

その裏、先頭シェルドン・ノイジー外野手(29)が四球で出塁。続く坂本誠志郎捕手(30)が左前打、8番木浪聖也内野手(29)の右前打で満塁の好機をつくった。9番大竹が投手のグラブをはじく適時打で同点とした。なお無死満塁で1番近本光司内野手(29)の中犠飛で逆転。さらに、2番中野拓夢内野手(27)が四球を選んだところで中日先発大野をKO。3番森下翔太外野手(23)が中日2番手の梅野から左前適時打。これで森下は4戦連続で打点を記録した。さらに、4番大山の左犠飛で5-2とした。2死一、三塁から5番佐藤輝明内野手(25)の右越え2点適時二塁打も飛び出し、打者一巡。この回6点目を挙げた。なお2死一、二塁で坂本の三塁への打球を三塁手カルステが後逸し、この回一挙7得点。今季最多8得点を挙げ、満員の甲子園で虎党の大歓声が続いた。