オリックス安達了一内野手(36)が9回に痛恨の3失策を犯し、逆転を許した。

9回の守備から途中出場。2点リードの9回にNPB通算250セーブに王手をかけていた守護神平野佳寿投手(40)が登場。先頭小川の二遊間への打球を捕球できず出塁を許すと、続く代打角中に右前打を打たれ、無死一、三塁から代打荻野貴に右前適時打を許して1点差に迫られた。

安達は続くポランコの平凡なゴロを再びファンブルし、無死満塁とピンチが拡大。代打藤岡を空振り三振に仕留めたが、安田に左越えの2点適時打を許して逆転を許し、平野佳はここで降板した。

さらに2点を加えられ、2死満塁から小川の二ゴロを再び捕球できず、1イニング3個目の失策を犯してリードを広げられた。

ベテランがベテランの足を引っ張る形になった。

▼二塁手イニング3失策のパ・リーグ新記録=安達(オリックス) 1日のロッテ5回戦(ほっともっと神戸)の9回に3失策。62年8月6日巨人戦の2回に近藤昭(大洋)が記録して以来62年ぶりで、パ・リーグでは初めて。なお、プロ野球記録は49年9月29日阪急戦の6回に本堂(阪神)が記録した4失策。

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