日本プロ野球選手会は2日、同会に加入する支配下選手(716人、外国人選手は対象外)の今年の年俸調査結果を発表した。平均年俸は、6806万円のソフトバンクが2年ぶりの1位。3483万円の日本ハムが3年連続で12位だった。

詳細な結果は公表はされていないが、チームの戦術が契約更改の査定に反映されているかもアンケート。結果は、阪神が8割を超える断トツだった。

選手会の加藤諭次長は「岡田監督が四球をきちんと評価すると言って、実際にそこが査定に反映されていた。もうぶっちぎりの8割以上が『されている』という回答だった」と説明した。

阪神の平均年俸は12球団中3位の5595万円。昨年の7位、4345万円より上昇した。契約更改に対する満足度(5段階評価のうち、上位2つ「大きく満足」「満足」の合計)は、同2位(60・00%)だった。