ネットフリックスのグレッグ・ピーターズ共同CEOが、15日までにYouTubeチャンネル「テレ東BIZ」のインタビューに応じ、26年3月に開催予定のWBC日本国内での中継権を独占獲得したことについて語った。
ネットフリックスの中継権を独占獲得については、地上波での放送が消滅したことで話題を呼んだ。同CEOは、その意図について「世界の人々を楽しませるという我々の使命の大部分は、いわゆる中核事業である映画やドラマシリーズ作品から始まった。しかし、今後はライブイベントにより注力する。これはまさに人々の『瞬間』を創り出す機会になると捉えている。人々が同じものを見て、みんなで会話する時間だ。それが実現できるのは、非常に素晴らしいことだ」と語った。
つづけて「私たちは日本でこの戦略を試せるイベントがないか考えていた。当時ちょうとWBCの放映権が大きな話題となっていて、日本には熱心な野球ファンがたくさんいると気づいた。これは私たちにとって大きな機会だった。アメリカで実現してきたライブイベントの体験を、日本国内の会員や野球ファンの皆さまに届けたい。(日本国内の試合は)ネットフリックスの会員限定で提供する」と話した。
ネットフリックスは8月27日、日刊スポーツの取材に回答。ネットフリックスの独占中継となったことで地上波での放送が消滅し、野球振興の視点からは逆行していないかという質問に対して「スポーツやライブイベントの視聴スタイルは大きく変化しており、特に若い世代を中心に、ファンが試合を観戦する方法として配信はますます一般的になっています。今回のパートナーシップにより、WBCIは試合をネットフリックスで配信できるようになり、ファンの皆さまはいつでもどこでも(ライブでもオンデマンドでも)柔軟に視聴することが可能になります。LIVE配信の素晴らしいところですが、世界各地の異なるタイムゾーンで開催されるイベントにおいても、ファンは自分の都合に合わせて試合をライブまたは好きな時間に楽しむことができます」と答えた。
過去のWBCの放映権では、大会前に強化試合が組まれていた。こちらの放映権については「今回の契約に、強化試合は含まれていません」と、ネットフリックスとの契約には含まれないとした。
米国内での放映権に関しては「未発表」とし「アメリカでのメディアライツは、日本と別で交渉しております」と状況を説明した。



