巨人が接戦を制して連勝を今季最長の5に延ばし、貯金を最多タイの4とした。先発フォレスト・ウィットリー投手(28)が5回3失点で降板。3-3の同点だった6回以降をブルペン陣5人でつなぎ、勝利をもぎ取った。
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救援陣という名の「家族」が大事につないだ。マルティネスは言う。「ブルペンは家族みたいなもの。一人ひとりがお互い支え合うのが大事」。誰かが打たれても、誰かが助ける。毎日がその繰り返しだ。
この日は6回から赤星、田中瑛、高梨、大勢、マルティネスが無失点リレー。全員でリードを守り切った。2年ぶりの白星が転がってきた高梨は「良い投手が後ろにいるのでどうやってつなぐかを考えてました」と役割を全うした。
リリーフの1軍登録メンバーは平均27・1歳。絶対的守護神のマルティネスは、自らを「ブルペンを見てみたら若い投手が多いので、たぶんおじくらいだと思います」とニヤリ。年齢の高い高梨、中川を「お父さん」と評したが、高梨は「真に受けない方がいいですよ。僕結構いじられてるんで」と笑わせた。
ルーキーの田和が大勢にタメ口を使うのも、ノリとして定着した光景だ。キャンプ中から先輩たちで気にかけてきた成果で、大勢も「ちょっとなめられてますけどまあいいです」とうれしそうに笑った。
それも、プロとしての自立があってこそ。高梨は「一時より大勢も大人になった感じもする。瑛斗も黙々と準備してますし、若い選手もみんなおのおのがやることを準備できている」と証言。高い意識が相乗効果で全体に波及している。堅固なブルペン陣…いや大家族が、巨人の連勝街道をつないでいく。【小早川宗一郎】



