IWGPインターコンチネンタル選手権は、王者中邑真輔(35)がAJスタイルズを破り、2度目の防衛を果たした。
中邑が高次元の攻防を制し、2度目の防衛に成功した。トップ戦線で唯一シングルでの対戦経験がないAJスタイルズと激突。序盤は相手の身体能力を生かした攻撃に苦しめられたが、ジャンピングボマイェを返し、消耗戦に引きずり込んだ。
カウンターの膝蹴りで腰から崩れ落ちるピンチもあったが、一瞬の隙を突いた飛びつき腕ひしぎ十字固めで流れをつかむと、コーナー最上段からの雪崩式のランドスライドを決め、一気に勝負に出た。最後は後頭部へのボマイェ、正調ボマイェを連発し、24分18秒に3カウントを奪い取った。
AJと拳を突き合わせて、リングを降りると「これまでレスリングが強いと言われる、並み居る日本人と戦ってきたが、AJはそれ以上だった。最高のタイミングで戦えたことに素直に感動している」と安堵(あんど)の表情を浮かべて激闘を振り返った。名勝負を連発し、米国を筆頭に世界中の団体から高い評価を受ける。16年初戦で結果を残し「(見据えるのは)世界ですね、世界。自分の目指すステージに行く」と力を込めた。【奥山将志】

