「K-1 WGP 2016」(24日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)の公式計量と記者会見が23日、都内で行われ、レオナ・ペタス(23)が60キロ日本代表決定トーナメント制覇を誓った。

 60キロちょうどで計量をパスしたペタスは、1回戦で闘士(32)と顔を合わせる。今大会に向けた1月10日から1カ月のオランダ武者修行では、ヘビー級選手とのスパーリングもこなし、「メンタル面が強くなった」という。体調も万全で「明日は気を抜かず、普段通りやっていれば、気づいたら1番になっている」と自信を見せた。

 今回の減量では筋肉をなるべく減らさず、体脂肪率を落とすことを心がけた。その結果、「オランダから帰国した時より、腕が太くなった」。60キロ前世界王者卜部功也(25)-皇治(26)戦が注目を集める中、普段にこやかな男ペタスが、自慢の石の拳で頂点を狙う。