「ロックスター」中邑真輔(37)が、再起戦に勝利した。8日(同9日)のPPV大会ヘル・イン・ア・セルでWWEヘビー級王者ジンダー・マハル(31)に敗れてから2日後、ランディ・オートン(37)とタッグを組んでルセフ(31)、エイデン・イングリッシュ(30)組とタッグ戦で激突した。

 中盤までオートンが集中攻撃を浴びる劣勢の展開だった。何とかイングリッシュにパワースラムを決めたオートンからタッチを受けた中邑がリングに入ると形勢逆転。多彩な蹴りとヒザ攻撃でイングリッシュを追いつめると、邪魔に入ったルセフをオートンがRKOで沈めて排除。中邑が倒れ込んだイングリッシュにキンシャサ(ボマイェ)をたたき込んで3カウントを奪取した。マハルとの王座戦に敗れたうっぷんを晴らす勝利を挙げた。

 中邑は11月25日(同26日)のスターケード大会で再び同王座に挑戦することが発表されている。