「みんなのこけし」が帰ってきた。新日本プロレスの山形大会が23日に行われ、同県出身の本間朋晃(41)が477日ぶりにリングで戦った。

 昨年3月の沖縄大会で中心性頸髄(けいずい)損傷の重傷を負い、一時は四肢まひ状態から復活。10人タッグ戦で真壁らと組み「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」と対戦した。勝利を挙げて「ただいまー」と絶叫し、「首をケガして、人生あきらめてました。本当にありがとうございました」とファン、周囲に感謝した。続けて昨年8月に結婚した千恵さんに「愛してるよ」と言うと、リングに上がった愛妻を抱擁した。