WWEは7日、UAE・アブダビで開催される19年スペシャルオリンピックス夏季世界大会(3月14日~21日)とのパートナーシップを締結したと発表した。同大会はオリンピック(五輪)同様、夏季・冬季と2年ごとに開催され、知的障害のあるアスリートたちによる世界的なスポーツイベント。中東で初開催となる。

パートナーシップの一環として、WWEはWWEネットワーク、レギュラー番組、PPV大会、ライブイベントなど世界で展開するプラットホームを通じ、告知をサポートする。中東をはじめ、中国、英国、ドイツ、イタリア、カナダ、米国などで開かれるスペシャルオリンピックスのイベントに、中邑真輔やアスカらWWE所属の選手たちが参加する。

WWEチーフ・ブランディング・オフィサーとなるステファニー・マクマホン氏は「スペシャルオリンピックスのアスリートたちが自分たちの限界まで挑戦をする姿は、WWEスーパースターたち、そして世界の人々にインスピレーションを与えます。アスリートたちが自分たちの競技、チームメートに対して見せる情熱と献身は、人間の魂の美しさを教えてくれます。私たちはスペシャルオリンピックスのアスリートたちによる、世界という舞台での競技をサポートできることを誇りに思っています」とコメントした。

24競技で競う同大会には世界176の国・地域から7500人以上のアスリートが集結。大会期間中には、約50万人の観衆が詰めかける見通しとなっている。