日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は名古屋場所6日目の14日、横綱稀勢の里と大関照ノ富士が同時に休場したことを受け「上位陣が休むと寂しい。率直に申し訳ない」と謝罪を口にした。

 17年ぶりの4横綱3大関という豪華番付で初日を迎えたが、前半戦だけで2横綱1大関が休場。屈指の人気を誇る平幕の遠藤も離脱し、看板力士が続々と不在となった。八角理事長は「番数が減るし、楽しみも減る。逆に若い力士が伸びるチャンス。残った元気な力士が頑張るしかないだろう」と、新大関高安を筆頭に期待を寄せた。