前頭16枚目の熱海富士は3敗対決を制し、優勝争いに名乗りを上げた。
この日までは幕内前半の取組で、目立たずに星を伸ばしてきた格好。それでも23年秋、九州と2場所連続で幕内の優勝争いに加わった実力を発揮した。相撲巧者の大関経験者、御嶽海に得意の右差しを封じられても、186センチ、180キロの大きな体で圧力をかけ続けて止まらなかった。最後までまわしにこだわらずに突き出した。
同部屋には8日目に大の里を破って金星の伯桜鵬、新入幕で優勝争いに加わる草野らが所属し、刺激的な毎日。「明日まだある。あと3番、全力でやるだけ」と力説した。

