日本相撲協会は1日、大相撲秋場所(9月14日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

7月の名古屋場所で、新入幕から3場所連続となる11勝&三賞受賞の安青錦(21=安治川)が小結に昇進し、1958年(昭33)の年6場所制以降では史上最速となる、初土俵から所要12場所での新三役となった(付け出しを除く)。従来の記録は元大関小錦、元横綱朝青龍、元大関琴欧州の所要14場所だったが、これを2場所更新しての最速新三役となった。

また、ウクライナ出身としても、安治川親方(元関脇安美錦)が創設の部屋としても初の三役昇進を果たした。東前頭筆頭で臨んだ名古屋場所では、千秋楽まで優勝の可能性を残したが、前頭琴勝峰に及ばず優勝次点。それでも春場所、夏場所の敢闘賞に続き、初の技能賞に輝いた。3日目には、豊昇龍から初の金星を獲得していた。

同じく名古屋場所で11勝4敗の優勝次点だった、横綱2場所目の大の里(25=二所ノ関)が、初めて東の正位に就いた。先場所5日目から左足親指を痛めて途中休場した、横綱4場所目の豊昇龍は、初めて西横綱となった。ともに、横綱として初優勝を目指す場所となる。唯一の大関琴桜は東に就いた。

先場所は3人いた関脇が1人減り、小結とともに2人ずつとなった。東関脇は今場所が大関とりの若隆景。大関昇進目安は「三役で3場所33勝」とされ、若隆景は小結の夏場所で12勝、関脇の名古屋場所で10勝と、押しも押されもせぬ大関候補として臨むことになる。西は3場所連続関脇の霧島となった。小結は、西の安青錦に対して東は高安。先場所、小結で10勝した高安は、大関返り咲きに向けて、足場固めの場所となる。