AKB48柏木由紀(26)が25日、都内で「KitaQフェス in TOKYO」に出席した。北九州市の観光や食、文化などの魅力を首都圏に向けてPRするイベント。同市の商業施設、あるあるCityの5周年記念アンバサダーに就任している縁から登壇した。

 北九州との縁について聞かれると「小さいころ、母親とモーニング娘。さんのコンサートを見に行きました。この頃はアイドルになりたいというよりも、ガチのファンでした」と明かした。

 イベントは夕方から開始されたが、この日は14時20分に起きたという。「14時30分に家を出るので、顔洗って、歯磨いて、着替えて、すっぴんで」と出勤までのドタバタ劇を話した。さらにすっぴんエピソードとして、昨日放送されたミュージックステーション出演前の出来事を明かした。

 「(横山)由依ちゃんとお昼ご飯行ったんですけど、テレ朝の入り口で警備員さんに『出演者ですか?』って。『出演者です』って答えたら『お名前は?』って。『AKBです』って答えてもまだ通れなくて」と、なかなか入ることができなかった。「『柏木…』まで言って、やっと。今目の前にいる柏木由紀が、とうてい柏木由紀に見えなかったっていう」と話し、会場の笑いを誘った。

 来月AKBを卒業する渡辺麻友(23)について「11年一緒にいた、最後の同期なのでさびしい。親友であり、姉妹であり、戦友であり、(自身が)お母さんみたいな感じです」と、思いを話した。自身の卒業については「2、3年前に考えることがあった」と明かした。「取材やネットニュースで言われることがあって、そういうことを考える時期なんだと。でも、今はAKBに残って後輩のみんなと盛り上げたい気持ちです」と話し、まだまだ活動を続けていくつもりだ。