HKT48が8日、神奈川・よこすか芸術劇場で3年ぶりのライブツアー「Under the Spotlight」初日公演を行った。

グループにとっては、19年開催の九州ツアー以来のツアー。昨年4月までIZ*ONEで活動していた矢吹奈子(20)にとっては4年ぶりとなり「最後までけがなく完走したいです!」と意気込んだ。また、同所でのライブは17年4月以来だが、当時ファンとして足を運んでいたという地元神奈川出身の渡部愛加里(17)は「すごく良い席で、トロッコに乗ったさっしー(指原莉乃)さんにうちわを見つけてもらったんです! 皆さんも今日はたくさん手を振ってください」と笑顔で呼びかけた。

この日のライブでは、バンドサウンドに乗せての「SNS WORLD」や「空耳ロック」のほか、ヨルシカの「春泥棒」など48グループ以外の楽曲カバーにも挑戦。最新アルバムのリード曲「突然 Do love me!」やシングル曲も織り交ぜて、ファンを楽しませた。

ファンは拍手やペンライトのみの応援となったが、曲ごとにペンライトの色を変えるなどして、メンバーのパフォーマンスに応えた。運上弘菜(23)は「3年ぶりで、チャレンジコーナーもあって、どうなるかと思ったんですけど、皆さんが最後まで手をたたいて盛り上がってくれて、うれしかったです」。矢吹も「皆さんの対応力がすごすぎました! 最高の初日になりました」と感激していた。

初日公演にはNGT48の小越春花(17)ら8人のメンバーがゲスト出演し「ポンコツな君が好きだ」を披露。「Maxとき315号」はHKTメンバーと一緒に披露して、会場を盛り上げた。今月からキャプテンに就任したばかりの藤崎未夢(21)は、チームKIVでキャプテンの本村碧唯(24)から「気負いすぎずに…。1人で頑張っちゃダメだよ」とアドバイスを受け、うなずいていた。