櫻坂46森田ひかる(24)が、明日10日発売の15枚目シングル「Lonesome rabbit/What’s“KAZOKU”?」への思いを語った。坂道グループ史上初のダブルA面シングルで2曲ともにセンターの大役。常に新たな挑戦を続けていくグループで、豊かな経験を生かして確かな道しるべになる。【寺本吏輝】
★楽曲の成長を楽しめる
真っすぐなまなざしで「坂道グループ全体でも初めてのダブルA面ということで、まずはそれにびっくりしましたし、センターで名前を呼んでいただいて、もっとびっくりです」と率直な心境を明かした。自身5回目のシングル表題曲センターだが、口調には新鮮さをうかがわせた。
初めてのダブルA面という挑戦の中に、さらにそれぞれの楽曲で新たなチャレンジをしているとも明かした。「『Lonesome rabbit』はロック調の今までの表題曲にはなかったような曲で、ダンスを過去最高難易度で作っていただきました。『What’s“KAZOKU”?』はアニメ『夜桜さんちの大作戦』のオープニングテーマで、グループとして初のアニメ主題歌になります。これまでやったことのない歌い方にも挑戦しました。それぞれ、披露すればするほど楽曲の成長を楽しんでいただけるかなと思います」。
圧巻のダンスを披露し続けてきたグループが見せる“過去最高難易度”とは。「52ブロックスという海外のダンスのジャンルです。常に体に触れていて音を出すという踊り方に初挑戦しました」と解説する言葉に力がこもった。未知の動きに大きな刺激を受けたといい、「振り入れ中は頭から離れなくて、目をつぶっていても何をしていてもずっと脳内で踊り続けているみたいな感じでした」という。「結構苦戦しました」と素直に話しつつも「それだけ中毒性のある振り付けになっています」とアピールした。
「いつもは先生も交えますが、今回はメンバーだけで振りを固める時間があって。キャプテン松田(里奈)を中心に動画を撮り合ったり、見合ったりしました」。かつてない振り付けに挑戦する中でメンバー間でさまざまな発見があった。後輩が練習する姿、高め合う姿もしっかりと見守ったことで、新鮮さも抱いたという。「初めてそういったことをしたので、グループとして結束力が高まった時間になったと思います」と充実感とともに振り返った。
★国立アニラ「幸せ」の涙
グループは4月に東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で「5th YEAR ANNIVERSARY LIVE」を開催し、2日間で14万人動員の金字塔を打ち立てた。今作は6年目を踏み出すシングルであり、そこでセンターを務めることの意味も、しっかりと受けて止めている。「全体のチーム感、団結力を高めていけるようなシングルにしたいと思っています」と目標を掲げた。続けて「期の壁など関係なく、皆で一緒に作り上げていきたいです」。新たなステップには皆で駆け上がる。強い意思が言葉に乗った。
ANNIVERSARY LIVEでは珍しく涙を流し、思いを伝える場面があった。「涙ってマイナスなイメージもあると思うんですけど、あれは本当に幸せだったから流れた涙でした」と振り返る。「皆さんの表情も見て、温かい空気感がすごくうれしくて、幸せで、感謝の気持ちでいっぱいです。伝えたかったことを伝えました」とかみしめるように話した。
「今回はいつもの2倍楽しんでいただけるシングルになればなと。Buddies(ファンの総称)の皆さんに楽しんでいただけたらなって思いでいつも活動していますし、受け取っていただけた時がすごく幸せなので、頑張っていきます」。
より一層実感したBuddiesへの感謝を胸に、今後に控える全国アリーナツアー、アジアツアーへとつながる、実りある期間を過ごしていく。
◆森田(もりた)ひかる 2001年(平13)7月10日、福岡県生まれ。18年11月加入の二期生。愛称「るんちゃん」など。150.5センチ。血液型B。








