5人組ダンス&ボーカルグループDa-iCE(ダイス)が17日、東京・日本武道館公演を行った。

 グループにとって、武道館での公演は1つの目標だった。ボーカル大野雄大(27)は「ついにこのステージに立つことができました、ありがとうございます!」とファンに語りかけ、ボーカル花村想太(26)も「1年後のことをこんなにも楽しみに待っていた日々はなかったです!」と満面の笑みを見せた。

 この日は結成6周年の記念日。3時間弱の公演では、デビュー曲「SHOUT IT OUT」や25日発売のアルバム収録曲「恋ごころ」など25曲を披露した。大野と花村は2人で、思い出の曲というディズニー映画「アラジン」の主題歌「WHOLE NEW WORLD」を歌唱。星の降るスクリーンをバックにしっとりと歌い上げた。

 アンコールでは、リーダー工藤大輝(29)が「10人、20人の前でやってたのが、9000人の前で…」と感極まり、花村も目を赤く腫らした。また、6月から全国17都市を回るホールツアーを開催すると発表された。