女優米倉涼子(41)が、米のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」(デイミアン・チャゼル監督、2月24日公開)ジャパンプレミアで、アカデミー賞主演俳優賞にノミネートされた主演のカナダ人俳優ライアン・ゴズリング(36)に“猛アピール”した。

 米倉にとって、この日は16年12月30日に2歳年下の会社経営者と離婚したことを発表後、初の公の場だった。その壇上で、隣でほほ笑みながら見詰めるゴズリングを見て「すごい、格好いいんだもん!! 今も格好いいんだけど…映画の中でも、超格好いいんです」と言い、満面の笑みを浮かべた。ゴズリングから「このミュージカルベストを着た、米倉さんの方が格好いいですよ」と褒められると「ありがとうございます。今日のために作りました」と言い、胸を張った。独身後、初の公のイベントで、ノリノリでアピールした米倉に、ゴズリングも笑みが止まらなかった。

 その後、米倉が全編英語版のミュージカル「CHICAGO(シカゴ)」に再び主演し、5年ぶりに米ブロードウェーの舞台に立つと司会が紹介すると、ゴズリングは思わず目を丸くして、何度もうなずいて米倉をまじまじと見た。

 米倉が「ぜひ、こうなったらブロードウェーからハリウッドへ進出するのはいかがでしょうか!!」と司会からけしかけられ、「うん…はい」と言って吹きだすと、ゴズリングはブロードウェーの舞台に立つ米倉に敬意を払ったのか、大きく拍手を送った。これには米倉も「サンキュー」と感謝した。

 米倉は映画の感想を聞かれると「最初のシーンで、ちょっとした劇場にいたんですけど拍手しちゃいました。ミュージカル映画だけど、ただ、それだけではないぞ。ポップでキュートでロマンスたっぷりで、ちょっとシュールでロマンスたっぷりで、光と音の瞬間で違う世界にスッとタイムスリップする感覚に陥るのが幸せで、すばらしい時間」と大絶賛した。【村上幸将】