大ヒットSF映画「ターミネーター」シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロン監督(62)が、同シリーズの新3部作製作に向けて交渉を行っていることを明かした。

 豪ニュースサイトのインタビューに応じたキャメロン監督は、「(同作の)フランチャイズ権を持つプロデューサーのデビッド・エリンソンと話し合いをしている。著作権法によって映画化の権利が1年半後に自分の元に戻ってくるので、3本の映画を作って作品を改革しようと思っている」と語った。同シリーズに主演する俳優アーノルド・シュワルツェネッガーも過去のインタビューで、新作が進行中であり、自身も出演するつもりだと語っており、再び2人がタッグを組む可能性もありそうだ。

 1984年に公開された「ターミネーター」は、91年に続編が公開され、その後は別の監督でシリーズ第4弾まで製作された。2015年には新シリーズとして「ターミネーター:新起動/ジェニシス」が公開されたが、興行が振るわずに批評家からも酷評されたことで続編はお蔵入りとなっていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)