今年のドラフト会議で早実の清宮幸太郎内野手(3年)を引き当てた日本ハム・木田優夫GM補佐(49)に助言を送った明石家さんま(62)が、28日に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で、メジャー移籍濃厚な大谷翔平投手(23)と「怪物2ショットを1年でもいいから見たい」と切望した。

 さんまは26日に行われた今年のドラフト会議で、野手最多7球団競合となった早実・清宮内野手のくじ引きをめぐり、親交のある木田GM補佐に「きき腕じゃない左手で引け」とアドバイス。実行した木田GM補佐がクジを引き当て、話題になっていた。

 これについて、さんまは「毎年、明石家サンタで商品をスタッフにくじ引きで渡す」そうだが、その際「(きき腕の)右でやると、あの美術さん苦労してるから…とか考えて、(かき回すなど)いらんことする。せやから最近、左手で引くようにしている」とか。無の境地でくじへ臨む方法のひとつとして、ドラフト前夜、さんまの食事会に現れた木田GM補佐に助言したという。

 木田GM補佐はもちろん、その際、清宮指名を口にしてはいないが「どこの球団も監督さんとか社長は、神社行ったり、占い師さんのとこに行ってる」「僕は知り合いの神社も占い師もいない。さんまさんだけ」と言い、自らを頼ってきたと明かした。

 ドラフト成功後、木田GM補佐から連絡があり、さんまは「(木田GM補佐が)俺の人生、運を使い果たしたかなって言ってたから、『アホ、お前これでトントンや。今まで全然、運使ってないぞ』言うたった」とも語った。

 その上で、清宮内野手の日本ハム入りが実現するならば「せっかくやから、大谷との2ショット見たかった」。今オフのメジャー移籍が濃厚とみられる大谷投手の残留を熱望し「1年だけでいい。清宮との高校生の(新旧)怪物たち、2ショットで見たいよな」と口にした。

 さらには、FA権を取得し、同じく動向が不透明な中田翔選手(28)にも触れ「大谷、清宮で、中田とのクリーンアップ、見たいと思うわ」と言い、元怪物球児のそろい踏みを希望していた。