作詞家売野雅勇氏プロデュースのロシア出身女性ボーカルユニットMax Luxが、20日に東京・目黒のブルースアレイ・ジャパンでクリスマスライブ「ロシアより愛をこめて Part3」を開いた。

 150人のファンを前に「ラストクリスマス」「ジングルベル」「サイレントナイト」などのクリスマンソングから「荒野のならず者」「2億4千万の瞳」「摩天楼ブルース」「ジュリアに傷心」「聖なる人」「Take Me To Fujiyama」など22曲を熱唱した。

 アリシアは「13年にMax Luxを結成してから、ロシアには帰っていません。ヒット曲が出るまではと頑張っています。ゴールがどんなに遠くても、1歩、1歩進んでいきます」。ラナは「私はモスクワに近い、トルストイが生まれたことで知られるトゥーラという街の出身です。小学校の時から音楽学校に通って、ダイヤモンドというグループで歌っていました。日本に来てアリシアと出会い、歌うことができています。売野さん、曲を聴いてくれる皆さんに感謝しています。つらいときも夢があるので頑張れます」と話した。

 ロシアのクリスマスについて、2人は「ロシアのクリスマスは年明けの1月7日。時差があるんです(笑い)。24、25日には何もしません。その代わり12月31日の昼から1月7日までは毎日、ガンガンお酒を飲んでいます」。

 クリスマス当日の25日には東京・代官山のTSUTAYAガーデンギャラリーのトークイベント「売野雅勇×松井五郎 作詞家二人が作詞を語る」に出演。ミニライブで4曲を歌う予定だ。