演歌歌手北島三郎(81)が5日、都内で、新年にかける意気込みなどを語った。

 まずは愛馬キタサンブラックについて。

 昨年のクリスマスイブに行われた有馬記念で引退の花道を飾る勝利を挙げ、今年から種牡馬入りをする。JRA獲得賞金が歴代トップで、JRAのG17勝は史上最多タイという記録を残した。「芸能人でいうとアイドルですよね。誰だって、キタサンブラックの名前を知っている。あの馬が私にも力をくれた。夢や希望、勇気をくれて運もくれた。この運をなくしたくないね」と感謝した。

 愛馬のパワーを今年の芸道に結びつけるつもりだ。「ブラックも新しい道に進む。自分も与えられた道(芸道)を今年も進みます。体調もいいあんばい。少しずつやっていきます」と力を込めた。

 今年は弟子の北山たけし(43)が15周年、大江裕(28)が10周年をいう節目を迎える。師匠として「2人の曲を作ります。北山は迫力のある歌。大江はお笑い系に見えるけど、しっかり歌います。今年は彼らに運が向けば良いと思う」とエールを送った。