演歌歌手中沢卓也(22)が10日、都内で、マジシャンの水野翔(28)とコラボレーションイベントを行った。

 昨年1月に「青いダイヤモンド」でデビュー。年末の日本レコード大賞新人賞を獲得するなど大活躍で、故郷の新潟県だけでなく、全国に知名度を拡大した1年だった。

 今年の目標を聞くと「NHK紅白歌合戦出場です」と迷いなく宣言した。実は、兄知也さん(28)が昨年、一足早く「紅白デビュー」をしていた。「三山ひろしさんが、歌唱しながらけん玉をしてギネスに挑戦をした時、124人のうち、80番目にいたのが兄だったのです。まさか兄に先を越されるとは…」と苦笑い。知也さんは新潟県長岡市で服飾店の店長をしているが「ストリートけん玉では新潟県で知られた存在なんです」。

 この日は、兄へのライバル心を燃やし、「兄がけん玉ならば、自分は浮きたい!イリュージョンで空中浮遊をやります」」と水野と2人での出演を思い描いた。

 この日の演歌&マジックコラボは、今月下旬に中沢が所属する日本クラウンがYouTubeにアップする予定。

 また、中沢が昨年9月に東京で初めて行ったライブを映像化したDVD「中沢卓也コンサートin赤坂BLITZ」がこの日発売された。