女優吉岡里帆が主演を務めるTBS系の新ドラマ「きみが心に棲みついた」(火曜午後10時)が16日に初回放送され、平均視聴率9・4%を記録したことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 原作は若い女性の間で高い人気を得ているマンガ雑誌「FEEL YOUNG」で連載中の天堂きりんの「きみが心に棲みついた」「きみが心に棲みついたS」(祥伝社フィールコミックス)。自己評価が極めて低いために他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、2人の男性の間で揺れ動く様を描いた。

 同局の火曜午後10時枠では過去に「逃げるは恥だが役に立つ」「あなたのことはそれほど」などの話題のラブストーリーを放送してきた。吉岡里帆は連続ドラマ初主演で、桐谷健太と向井理との間で三角関係となるラブストーリーに挑戦した。

 第1話では、下着メーカーに勤める今日子(吉岡里帆)が、職場の先輩・堀田(瀬戸朝香)らに連れられて、人生初の合コンに参加。合コンで「ありのままの自分を好きになってくれるなら、誰でもいいから付き合いたい」と口走り、漫画編集者の吉崎(桐谷健太)に「付き合ってください」と迫る、という内容だった。