1月26~28日にバンコクで行われた「ジャパンエキスポ」に参加していた舞踊家の花園直道(29)が帰国し、充実のステージを振り返った。3日間で約50万人が詰めかける同イベントに、花園は3年連続で出演。松崎しげる、AKB48らとともに日本を代表して、パフォーマンスを披露した。

 演じたのはもちろん日本舞踊をベースにした「スーパー日舞」だ。悪鬼怨霊に支配される世界を舞台としたショートムービー「戦国華舞斗」をバックに、舞踊と殺陣がシンクロした舞台構成。花園の本格的な舞いに、会場は大きな拍手に包まれた。「今までのエキスポで一番汗をかき、体力を使いましたが、タイの皆さまに喜んでいただけて本当にうれしかった」。

 最終日の28日には初めてファッションショーに出演した。タイで原宿のファッションを広めようというコンセプトの「Harajuku in Bangkok」と題したステージで堂々とランウエーを歩くと、客席からはキャ~という歓声が上がった。

 海外での評価も高い花園だが、帰国後は国内でのステージに全力を注ぐ。3月11日に行う自身3度目の大阪公演(エルセラーンホール)に向けては「スケールアップしたものをお見せします。楽しみにしていてください」と意気込んだ。