お笑い芸人の土田晃之(45)が、芸能人の子どもの不祥事をひとくくりにあつかう風潮に不快感をあらわにした。

 2日放送のフジテレビ系「バイキング」は、タレント大竹まことの長女で28歳の会社員が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件を取り上げ、大竹が行った謝罪会見の模様をオンエアした。

 一般人であり成人した子どもの不祥事について芸能人の親が謝罪会見等を行う是非についてはこれまでも議論が繰り返されているが、土田は「大竹さんがこういった会見をするのは、わからなくない。そういう仕事をしているんで」と自身の考えを示した。しかしその一方で、大竹に長女のプライベートに関する質問が飛んだことについては「あれだけ娘さんのことをゴチャゴチャ聞かれるのは、やっぱりちょっとお門違い」と指摘した。

 芸能人の子どもが不祥事などを起こした場合、「2世の…」とひとくくりにあつかわれることは少なくない。土田は「芸能人の2世の薬物(犯罪)が多い」というテーマで放送する番組を観たといい、「薬物で捕まってる人の親の職業、調べたの?って思う。 ここ(バイキング)のメンバーだって子ども居るけど、別にみんなやってるわけじゃないわけだから、ちょっと失礼じゃないの?って。僕らはこういう仕事をしてるんで、子どもの不祥事とか何か事件があったときには会見とかしますけど、そういうイメージで言われるのがすごく心外」と述べた。