ブレーク中の竹内涼真(24)とNHK連続テレビ小説「わろてんか」ヒロインの葵わかな(19)が、嵐の二宮和也(34)主演のTBS系連続ドラマ「ブラックペアン」(4月スタート、日曜午後9時)に出演することが20日、分かった。ほか倍賞美津子(71)小泉孝太郎(39)内野聖陽(49)ら実力派俳優も出演、二宮の脇を固める。

 同作は海堂尊氏の小説「新装版ブラックペアン1988」が原作。二宮演じる天才的な技術を持つ手術成功率100%の天才外科医、渡海征司郎が手術用最新医療機器を巡る疑惑をきっかけに嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に立ち向かっていく医療エンターテインメントドラマだ。同局系ドラマ「陸王」にも出演した竹内は、研修医1年目で渡海の言動に反発しながらも成長していく世良雅志役。朝ドラ後、初ドラマ出演の葵は手術室の新人看護師・花房美和役を演じる。

 竹内は「自分が見たことのない新しい世界がそこにはあり、その中に飛び込むんだと思うと気持ちが高まりました」。葵は「命や医療を思う人々の理想や思想がぶつかり合う熱のあるお話だと感じました。とてもワクワクしています」と意気込みを語った。

 また、倍賞は渡海が唯一心を許せる母渡海春江を演じる。倍賞と二宮は10年の映画「大奥」以来、2度目の母子役。小泉は渡海と対立するエリート講師・高階権太役。内野は二宮の上司、佐伯清剛を演じる。二宮は「スタッフ、出演者ともにこの組み合わせでやれることはもうないと思うので、どういう化学反応が起きるのかとても楽しみです」と期待を寄せている。