板野友美(26)が3日、都内で10枚目の新曲「Just as I am」のリリースイベントを開催した。

 ひな祭りを意識して淡いピンク色の十二単(ひとえ)を羽織り登場すると、ロック調のカップリング曲「Show time」を歌い、「動きづらかった」と笑顔で釈明した。

 4月から始まる生バンドを従えたライブツアーを意識した曲だと明かし、「生の音って感動する。こないだ初めてリハーサルをしたけど、感動しました」と話した。

 表題曲は自ら作詞を手掛けた。「26歳で“女の子”という年齢ではなくなり、選択しなきゃならないことが増えてきた。将来を想像しながら今選択するのは難しい。どのタイミングでどれを選択するかは、同世代の女の子の悩みだと思う」と話すとおり、悩める同年代の女性へ向けたメッセージソングに仕上がった。しっとりと歌いあげ、集まったファンを魅了した。

 この日の会場は気温13度のポカポカ陽気で、日差しもたっぷりだった。しかし板野は最後「寒い中お集まりいただき、ありがとうございました」とあいさつ。ファンからは「いや、暑いよ!」の突っ込みと同時に、笑みがこぼれた。