女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)9日放送第7話の平均視聴率が19・2%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、律の母和子(原田知世)に呼び出された晴(松雪泰子)。鈴愛(矢崎由紗)が律(高村佳偉人)を川に落とした事を怒っているのではないかと思っていた晴だったが、和子からは逆に仲良くしてもらっている感謝の言葉だった。そのころ小学校では、テストの解答をめぐり、律が問題を作った担任の豊島(佐藤夕美子)をバカにしているのではないかと説教を受けるが、鈴愛は勇気を振りしぼりかばう。しかし、そのかばった内容が少し違うことからもめ事になった。帰宅時、ブッチャーら男子生徒が鈴愛の名前をバカにしたことから、いざこざになり、鈴愛の投げたゴミ箱が、律の目のあたりに当たった。診察結果の異常なしに律は笑顔でVサイン。その後、鈴愛は律と一緒に帰るが、鈴愛の身に異変が…。耳鳴りがし見える世界が揺れふらつく、という内容だった。