テレビ朝日系「クレヨンしんちゃん」(金曜午後7時30分)の主人公野原しんのすけの声を担当する声優矢島晶子が29日の放送を最後に降板することが1日、分かった。テレビ朝日を通じてコメントを発表した。

 27年間、春日部の「嵐を呼ぶ5才児」と一緒に過ごして参りましたが、このたび野原家から離れることに致しました。理由は、しんのすけの声を保ち続けることが難しくなったためです。キャラクターの声を保ち続けることが難しくなったためです。キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現が出来にくくなってしまったためです。

 長い間、皆様に親しんでで頂き、本当に感謝しております。

 「しんのすけ」というキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取っていただけましたら幸いです。

 27年間、ありがとうごいました。