俳優鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜午後8時)では、今、奄美大島を舞台にした内容が放送されています。奄美大島のきれいな海が舞台となり、物語とともに、海の映像の美しさが視聴者の心を癒やす効果は絶大のように感じます。また、一般的には分かりづらい島言葉のせりふには字幕をつけて放送し、視聴者にもおおむね好評のようです。ただ、素朴な疑問が1つあります。

 奄美大島を舞台にしたことで、視聴者には字幕なしでは理解しにくい島言葉ですが、鈴木が演じる薩摩から来た西郷は、二階堂ふみが演じる島言葉を使う妻との会話を、島に到着した当初から、なぜか普通にこなしています。薩摩の西郷は難解な島言葉をなぜ理解できるのでしょうか。薩摩の人間にとって、島言葉は耳慣れた言葉だったのでしょうか。

 視聴者は字幕で島言葉を理解し、物語に没入していけるので問題はないです。なので、どうでもいい疑問であることは十分承知していますが、ふと気になりました。今度、NHKに聞いてみようかと思います。