スター・ウォーズのシリーズ最新作「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」が29日に公開される。

 全米ではすでに公開されているが、興行成績が予想を下回り低調だという。原因として、昨年末に公開された前作「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」から5カ月で新作が公開されたことによる“スター・ウォーズ疲れ”などが挙げられている。

 4月に「最後のジェダイ」のブルーレイ版が発売され、思わず「スター・ウォーズ」シリーズを公開順のエピソード4からスタートし5、6、1、2、3と鑑賞。さらに4、5、6……と一気見してしまう(新作の公開と発売のたびに繰り返す)くらいの、ちょっとしたマニアだが、不調の理由は何となく分かる。

 自分の場合、“疲れ”というのは、作品を見るにあたって、どっぷりと世界観に浸るための準備が必要で、前作から短期間すぎてモチベーションが落ちている時期だからだ。さらに、スピンオフということで、どうしても見なくてはという欲望が薄いというのと、ハン・ソロはハリソン・フォード以外、考えられないという固定観念が強く受け入れる自信がないからだ。

 とはいえ、「ハン・ソロ」の1つ前のスピンオフ作品「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」では、同じような理由で映画館での鑑賞を見送り、後日、想像を超えるできの良さに後悔したので、今回は映画館に行こうと思う。