ミュージカル「エビータ」(29日まで)が4日、東京・渋谷の東急シアターオーブで幕を開けた。

 アルゼンチンの大統領夫人まで上り詰めたエヴァの半生を描いた、アンドリュー・ロイド・ウェバー作曲の作品。マドンナ主演で映画化もされている。

 母や祖父がアルゼンチン出身のエヴァ役エマ・キングストンは「私の家族はこういう時代を過ごしてきた。その中でエヴァを演じることは光栄です」。日本でも人気のチェ役ラミン・カリムルーは「私にとって日本は第2の故郷。このすばらしい作品で戻ってこられてうれしい」。

 この日は尾上松也、作家海堂尊氏、大統領夫人だったデビ夫人も観劇。松也は「感動しました。ラミンさんが好きで、歌い方とかすごいと思ったし、うらやましいと思いました」と話した。