7代目007に黒人女性を起用か? 英紙デーリー・メールは、シリーズ最新作「Bond25」で、英女優ラシャーナ・リンチ(31)がコードネーム007を襲名すると報じた。ジャマイカ系のリンチは「キャプテン・マーベル」(19年)で注目され、アクションに定評がある。

劇中の冒頭では6代目のダニエル・クレイグ(51)が引退したジェームズ・ボンドとして登場。「007お入りください」との呼びかけで、リンチが登場する代替わりの演出もあるという。

007役は初代ショーン・コネリー(88)以来、一貫して白人男性が演じてきたが、近年では黒人俳優のデンゼル・ワシントン(64)の名前が挙がったり、007を製作するイオン・プロが米女優のブレイク・ライブリー(31)をスパイ・アクションに起用して007役への布石か、と注目されていた。

リンチの起用に関してはシリーズの女性出演者の通称であり、添え物のイメージがあった「ボンド・ガール」を封印。「ボンド・ウーマン」の呼び方を徹底しているという。日本公開は来年の予定。