今年MBSに入社した新人の清水麻椰アナウンサー(23)が13日、大阪市内で、12月1日に行われる大阪マラソンに向けて練習を行った。

8月30日に放送された「ちちんぷいぷい」(月~金曜午後1時55分=関西ローカル)で、清水アナが大阪マラソンに人生初のフルマラソンとして挑戦することを発表した。

清水アナは発表まで「まったく知らなかった」と話したが、先輩である辻沙穂里アナウンサー(25)が昨年大阪マラソンに参加していたことから、同期の野嶋紗己子アナ(23)と、どちらかが走ると予想していたという。

清水アナは「発表されたときは唐突だったのでびっくりしたけど、新人アナウンサーの最初の大きな仕事ってイメージがあるので、選ばれたのは素直にうれしかったし、頑張ろうって思いました」と振り返った。野嶋アナは大阪マラソンと同じ日に大阪城ホールで開催される「サントリー1万人の第九」に挑戦する。

清水アナのトレーニングを指導するのは、98年バンコクアジア競技大会陸上男子1万メートル金メダリストの高尾憲司コーチ(44)。高尾コーチは「戦え!スポーツ内閣」(水曜午後11時56分=関西ローカル)の企画で大阪マラソンに挑戦するブラックマヨネーズ小杉竜一(46)も指導している。

高尾コーチは清水アナについて「今まで過去に見てきたアナウンサーの中では持久性能力がほぼ一番高い」と話した。

清水アナは10月末に行った20キロの練習で足を痛めた。その流れで免疫力が落ち、胃腸炎になって入院し、2週間ほど練習ができていなかった。「最初に測定したときは予想タイムが4時間15。マラソンに無知だったので、15分を縮めるのがそんなに難しいと思っていなかった。いろいろとアクシデントも起こりつつ、今の目標は4時間15を切ることです」と意気込んだ。

体調は回復し、自主練習では最近は10キロ以上走るようにしているという。

昨年大阪マラソンに挑戦した先輩の辻アナに「20、30キロでしんどくなりますか」と聞くと「私は1キロ目から吐きそうなくらいしんどかった」。10月末で退社した豊崎由里絵元アナ(31)からは「絶対に足を止めるな。どんなにつらくても足を動かしてさえいればいつかは着くから」とアドバイスをもらったという。

マラソンの様子は12月1日の午後1時から午後2時24分まで生放送される。