沢尻所持認めたMDMAは別名「セックスドラッグ」

沢尻エリカ容疑者(33)が16日、合成麻薬MDMAを所持したとして、麻薬取締法違反の疑いで、警視庁組織犯罪対策部第5課に逮捕された。「私のものに間違いありません」と容疑を認めている。

このMDMA、「エクスタシー」などの俗称をもち、覚醒剤に似た化学構造を持つ合成麻薬の一種だが、性行為の際に使用される「セックスドラッグ」や、クラブなどで集団で使う「パーティードラッグ」などの側面があるとされる。

1989年に麻薬指定された。MDMAなどの密売実態を知る関係者は、「MDMAが日本で出回り始めたのは、20年くらい前だったと記憶している。東京・歌舞伎町界隈や六本木周辺などで、当時の価格で1カプセルもしくは1錠あたり7000円くらいで密売されていた。脱法ドラッグや新型麻薬を求める若者らの間で口コミで広がり、そのうち、セックスやクラブパーティー、一部のレイヴ(野外音楽パーティー)などで使うため、クラブなどで密売人に接触して購入する人が出るようになった」と証言した。

MDMAは精神の錯乱、内臓の機能障害、不安や不眠、場合によってはショック症状で死ぬなど、深刻な副作用があるとされる。一方で、多幸感や高揚感、一体感などが強まることがあるといわれ、それらが男女関係やパーティーなどで“悪用”されてきた。

この関係者は「MDMAをやると、気分が高揚することから、一緒にいる人と一体になりたくなるような感覚や愛情のようなものが強まることがあり、体が火照るような感覚が出たりして、集団でハイになりやすくなる。そのためセックスやパーティーなどに使われるわけです。また別の薬物や不純物が混じっているMDMAも多く流通しており、非常に危険です」と続けた。

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  • 沢尻エリカ容疑者(2018年6月5日撮影)