04年M-1王者、アンタッチャブルが8日、フジテレビ系「THE MANZAI」(午後7時)で、実に10年ぶりに新作漫才を披露した。

冒頭から山崎弘也(43)が「ざきやまが~ザマンザイに~くる~」とボケた。柴田英嗣(44)が「マイクより前に立つな」とつっこむ。その後も「神対応に」についてボケまくる山崎に「1回ちょっと待って。10年ぶりのこととか説明したこといいんじゃない?」と柴田が止めるも「ベーコン状態?かりかりしちゃってるんじゃない?」とボケまくった。ベーコンについてボケ続ける山崎に柴田は「全然聞かない!」とあきれ顔。

柴田が「10年間いろいろありまして」と説明すると山崎は「ファンキーでモンキーでベイビー」と柴田に関する不倫ネタをいじった。

「ファンへの神対応」というテーマのネタをするも、柴田が手に負えないほど山崎がボケまくるというかつてのアンタッチャブルらしい漫才をみせた。最後は山崎が柴田へ「私への神対応ありがとうございました」と締めた。

ネタ後、MCのナインティナイン岡村隆史(49)は「何か得した感がありますね」と話し、矢部浩之(48)も「特別な日じゃないですか」と振り返った。

番組ラストには漫才終了後の2人の姿も。山崎が「いや~完璧でしたね」と話すと、柴田は山崎を指さし「ホントに全然止まらないからマジで」と突っ込み。山崎は「最高でしたね。お笑い界ひっくり返す気持ちで来たんで。なんかあったら10年休む」と振り返った。

ビートたけしは「アンタッチャブルは久々に組んだっていうことがメインになってるんですけど、客も久々に組んだ状態を見てる時で、10年ぶりコンビ組んでということから、慣れて、なくなった時が勝負。もともと腕がいいから大丈夫だと思う」とコメントした。