元モーニング娘。でタレントの後藤真希が9月23日に37歳の誕生日を迎えた。同日は東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで、「後藤真希LIVE TOUR 2022『歌ってみた~Songs of You and Me!~』」の最終公演と、誕生日を記念した「後藤真希バースデースペシャルイベント~私が37歳になっても~」を開催。グループ在籍時とほぼ変わりない姿と歌声を披露し、ファンを熱狂させた。

報道陣の取材には公演前に応じた。昨年末のソロライブ取材時にも感じたが、近くで見ると、なおさらそのスタイルはとても30代後半とは思えない。ミニスカートの衣装でも全く違和感はなかった。そして報道陣とも雑談に近い会話を交わしながら、ニコニコと質問に応じる。13歳の頃から第一線で活躍してきたすごみはそれだけで伝わってきた。

ライブでは、モーニング娘。時代にセンターに立って披露した「LOVEマシーン」などをはじめ、シャ乱Qの「ズルい女」、森高千里の「私がオバさんになっても」、スピッツの「チェリー」、小柳ゆきの「be alive」など往年の名曲もカバー。8月にAmazonプライムビデオで独占配信された番組「ザ・マスクド・シンガー2」で優勝してその歌声が再注目されるなどしているが、自己評価は意外にも「私はうまくないんですよ」。それでも「頑張ってはいる」と日々の努力をにじませ「頑張っている甲斐が、多少なりともあるんだなと実感できています」と話した。

抜群のスタイルを維持する一方、見えない部分での体の変化はある。「腰がめちゃくちゃ痛い。ステージに立っていて、途中くらいから『痛いな』って内心思ってます。でも、頑張ろうと言い聞かせています」。スキンケアにはかなり力を入れているといい、心がけているのはプラス思考。「私はあんまりネガティブな感じにはならない方なので。ネガティブになると老けるのが早いんですって。ポジティブにいくことが若さの秘訣(ひけつ)です」と笑った。

あの「LOVEマシーン」での衝撃デビューからは23年。歌詞にある「日本の未来」について問われた際も笑みを浮かべながら「どうなるんですかね。ウォウウォウイエイイエイしたまんま、この日本の未来を生き続けたいですね」と返す。対応はさすがだった。

今のモー娘。メンバーへの思いも語り、「まだまだグループが続いていることはあらためてすごいことだなと思います。今、現役で頑張っている子たちもとっても輝いていて。まだまだ続いていってほしいですね」とエールを送った。

取材の帰り際、2人の子どもの手を引く後藤の夫と廊下ですれ違った。誕生日当日の東京公演とあり、この日は家族らも多く足を運んで勇姿を見守っていた。後藤はまたひとつ歳を重ねた37歳の1年について「何だかんだ活発な1年になるかなと予想はしています。プライベートはプライベートで、自分の好きなゲームをやったり、あとはライブだったりとか。こういうイベントを定期的にやることでファンの方とのコミュニケーションも相変わらずとっていけたらなと思います」と意気込んだ。2児の母になっても、たとえオバさんになっても、後藤真希は後藤真希のまま、活躍を続ける。【松尾幸之介】