歌人の俵万智さん(60)が15日、福原遥がヒロインのNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8時)について、ツイートした。

以下、ネタバレを含みます。

この日の放送のラストシーン。七夕の夜。舞(福原遥)が、星を見ようと自宅2階の自室の窓を開ける。すると隣に住む貴司(赤楚衛二)も星を見ていた。窓越しに顔を合わせた2人。

貴司 舞ちゃん。

舞 貴司くん。

貴司 今日、七夕やで。

貴司 あんな、歌集出されへんかもしれん。新しい歌、1個もできへんねん。何で短歌つくってんのか分からんようになってしもた。

貴司が苦しい胸の内を告げると舞が1句詠んだ。

舞 「星たちの 光あつめて見えてきた この道を行く 明日の僕は」

舞 貴司くんが初めてつくった短歌や。

貴司 そうやな。五島でな。

舞 この歌、思い出すたびにあの時の景色が目の前に広がんねん。朝の砂浜で、そばに貴司くんと久留美がおって、あの朝の気持ち。貴司くんの歌で何べんでも思い出せんねん。短歌にしたら一瞬が永遠になるんやな。私、貴司くんの歌が好きやで。秋月さんも言うてはった。「貴司くんの短歌はお守りなんや~」って。ほな、おやすみ。

窓を閉めようとする舞を貴司が止める。

貴司 舞ちゃん。

舞 ん?

貴司 ありがとう。おやすみ。

舞 おやすみ。(舞は窓を閉めカーテンも閉じた)

この切ないラストシーンに俵さんは「今朝の貴司くんに捧ぐ…」とツイッター上で以下の2首を詠んだ。

「七夕の夜に言葉を交わせども織姫よりも君は遠くて」

「それ以上近づけないけど傷つかない『ありがとう』とは便利な言葉」

この短歌にはファンも「素晴らしい」など反応。俵さんは「我慢できなくて、出てきました 笑」と再びツイートしていた。