4人組シティポップバンドのGOOD BYE APRILが7日、都内で、メジャーデビュー記念ワンマンライブ「Feel So Brand New」を開催した。200人のファンの前で、メジャーデビュー曲「BRAND NEW MEMORY」など19曲を披露した。

11年のバンド結成から12年がたち、待望のメジャーデビューとなった。ギター吉田卓史(34)は「あまり実感はなかったけど、今日のワンマンライブで実感がわきました。すごくワクワクしています」と喜んだ。

ボーカル倉品翔(32)は「12年という短くない年月をやってきて年齢も重ねたけど、意味のある12年だったと思います」としみじみ。ドラムつのけん(33)は「新しいスタートになるので、引き締めて4人で進めたらいい」と語った。

かぐや姫や南こうせつらを輩出したレーベル、PANAMから8年7カ月ぶりに新人デビューとなった。フォーク、ニュー・ミュージックの専門レーベルとして誕生したレーベルからのデビューとなり、倉品は「そういった意味では歴史ある引き継がれたバトンのようなものだと思っています。自分たちらしいレーベルからのデビューになったなと。レーベルに恥じない、ポップミュージックを作りたい」と語った。

この日のライブには、台湾からのファンも訪れるなど、国境を越えて幅広い世代から支持されている。ベースの延本文音(32)は「海外でライブをやりたい。ネット社会で世界の人とつながっているので」と1つの目標を語れば、倉品は「日本武道館でやりたい」と語った。