演歌歌手原田悠里(68)が17日、東京・目黒区のホテル雅叙園東京で、今春に北島音楽事務所から独立してから初めてのディナーショーを行った。
情感あふれる歌声と、演歌からオペラまで歌える幅広さが魅力の原田。この日も女性の情念をテーマにした新曲「淡月」や“代名詞”のミリオンヒット曲「木曽路の女」、代表曲の「安曇野」「津軽の花」、歌謡浪曲「特攻の母 ホタル」など計19曲を歌唱し、約360人のファンらを魅了した。「コロナの影響で、こうやって皆さんに会えるのも3年ぶり。その間に1日2万歩歩いて鍛えました。今日は一生懸命に歌います」。“コロナ明け”で歓声が解禁したとあって、歌唱の間には「悠里ちゃんっ」のかけ声が何度も飛びかった。原田も客席を回って笑顔のハイタッチで応えた。
昨年に40周年を迎え、今年は恩師の北島三郎(86)から、のれん分けの形で独立した。節目が続いている。「皆さんも既に報道でご存じでしょうが、40年間お世話になった北島音楽事務所から旅立ちといいますか、1人立ちしました。これは北島先生が86歳というご自身の年齢を心配して『おれが元気なうちに独立を』という親心です。北島先生には40年間、守っていただき、感謝の言葉しかありません」。
原田が「俺に咲いた花」でデビューしたのが1982年(昭57)6月5日。ちょうど20年前の同日に北島もデビューした。山本譲二、山口ひろみ、北山たけし、大江裕ら多数いる弟子の中でも、デビュー日が同じなのは原田しかいない。「これからも北島先生のご指導いただきながら、歌の道を1歩ずつ歩んでいきます。みなさんもご指導願います」。
大勢のファンが新たな門出を祝福する中、一層の飛躍を誓った。
◆原田悠里 本名・原田よしみ。1954年(昭29)12月23日生まれ。熊本県天草市出身。鹿児島大教育学部卒。横浜市にある公立小の音楽教師となるが、北島三郎の舞台に感銘して歌手を志す。82年に「俺に咲いた花」でデビュー。代表曲にミリオンヒット曲「木曽路の女」や「安曇野」「津軽の花」「夢ひとすじ」など。NHK紅白歌合戦に3回出場。趣味・特技は日舞、ボクササイズ。血液型A。



