アカデミー賞を受賞した米映画「タイタニック」(97年)でメガホンを取ったジェームズ・キャメロン監督(68)が、北大西洋で沈没した豪華客船タイタニック号の残骸を見学するツアー中に圧壊し、5人の乗員全員が亡くなった潜水艇タイタン号の事故に関する映画を製作するとのうわさを否定した。
キャメロン監督は、過去にタイタニック号の残骸まで30回以上潜水した経験があり、消息を絶ったタイタン号の破片が海底で見つかった際には船体設計の危険性を認識していたことを明かし、「もっと早く警告を鳴らせばよかった」などとメディアの取材で語っていた。また、米ABCニュースのインタビューでは、タイタニック号の沈没事故との類似点についても言及していた。
事故後、キャメロン監督がタイタン号の潜水事故に関する映画化について交渉中だとのうわさが出ていることについて、ツイッターでコメント。「普段はメディアによる不快なうわさには反応しないが、今回はその必要がある。(ツアーを運営する)オーシャンゲートに関する映画の話はないし、今後もするつもりはない」とツイートし、臆測を完全否定した。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



