三吉彩花(27)が25日、都内で開催中の東京国際映画祭で特別上映されたAmazon Original映画「ナックルガール」(チャン監督、2日配信)ワールドプレミアで、背中全開のドレス姿で客席を沸かせた。

「ナックルガール」は、韓国の企業Kakao発の同名ウェブが原作で、Amazonスタジオが初めて日韓共同制作した作品。主演の三吉は、将来有望な女性ボクサーの橘蘭を演じた。世界配信作に主演した気持ちを聞かれ「最初にチャン監督にお会いした時、本当に私が同作品をかき回し、革命を起こせるのかグチャグチャな感情だった。素直にうれしかったし、世界の方に見ていただける。緊張ながら気合が入った」と熱く語った。

ただ、この日、自ら流ちょうなハングルであいさつして拍手喝采を浴びた一方、犯罪組織のボス白石誠一郎役の窪塚洋介(44)は英語で、また韓国のチャン監督は逆に日本語であいさつと、多言語が飛び交ったため「あまりにも多言語が飛び交って、自分でも何を言っているか分からない。とてもうれしかったです」と笑った。

半年間、トレーニングして初のアクションにも挑戦した。三吉は「今、思い返しても半年間も、みんなと一緒に過酷なトレーニングを乗り越えられた。感無量」と吐露した。蘭の元恋人神谷瞬役の前田公輝(32)に視線を送りつつ「ボクシングに初めて触れたので、前田君をはじめ体育館で1日5、6時間、練習で毎日、毎日、通った。韓国のアクションチーム、トレーナーが先頭を切った。大変だけじゃなく、力強く届いて欲しいという思いから乗り越えられたトレーニング。やりきれて良かったし、努力が見えていたらうれしいなと思います」と力を込めた。舞台あいさつの最後には、背中全開のセクシーな衣装を披露するよう、司会から促され、照れながらも披露し、客席をさらに沸かせた。

◆「ナックルガール」 女性ボクサー橘蘭は、ある日突然、大切な妹が失踪し自殺したと警察からの知らせを受ける。警察の検視結果を信じることができず、独自の調査を開始。監視カメラの映像から妹がまだ生きていることを確信するが、やがてたどり着いたのは、容赦なく人を痛めつける二階堂やそのボス白石が取り仕切る、巨大な犯罪組織とルール無用のコロッセオ、GARAGE(ガレージ)と呼ばれる無法地帯だった。人を死に至らしめるほどの暴力が横行する犯罪組織に「何が何でも絶対、闘う」と決意する欄は、元恋人の神谷、頭脳明晰(めいせき)な天才ハッカー成瀬と協力しながら、大切なグローブを外し、ナックル1つで妹を救うべく命をかけた闘いに挑んでゆく。