助演男優賞の佐藤浩市(63)は、過去新人賞、主演賞を受賞しており、個人賞3冠は父親の三國連太郎さん以来史上2人目の快挙だ。

司会の二宮からこのことを紹介されると「感慨深い」としみじみ。新人賞に輝いた20歳の時を振り返り、この日みずみずしいスピーチを披露した黒川想矢(14)に視線を送りながら「素晴らしいよね。僕はあんなに初々しくなかった」と照れ笑いした。

一足先に登壇した黒川が「撮影中に(是枝裕和)監督や皆さんからいただいた宝物を大事にして頑張っていきたい」とけなげに語ったことに触発されたのか、佐藤も「あと少なくとも10年以上はやりたい。昨年も石井(裕也)監督たちにさまざまなハードルを与えていただきましたが、これからもいままでにない自分に出会ってみたい」と49歳下の新人に負けない伸びしろの大きさを強調した。