デビュー40周年を迎えた歌手の渡辺美里(59)が12日、東京・NHKホールで「渡辺美里 BITTER★SWEET ULTRA POP TOUR 2025」東京公演を行った。
「サマータイムブルース」では観客が掲げた手を左右に振り、序盤から盛り上げた。「どうも、こんばんは。渡辺美里です! うれしい気持ちをいっぱい胸に、この場所にやって来ました。ぜひとも最後まで皆さん、楽しんでいってください!」と語りかけた。
槇原敬之が作詞作曲を手がけ、6月6日に配信リリースされたバラード「折りたたみ傘」を初披露。全編影絵アニメで制作されたミュージックビデオも、YouTubeで126万回再生を突破するなど注目を集めた。「ありがたいことに今年でデビュー40周年を迎えさせていただき、ここまで元気に歌ってくることができました。40周年でこのすてきな曲に出会えました」と、しっとりと歌い上げた。最新曲から88年発表の「10 years」と、時を駆けた。
この日は59歳の誕生日。バンドマスターの奥野真哉からサプライズでケーキと花束が贈られると「まったく予想してなかった。ありがとうございます。うわあ、うれしいです」と目を丸くした。「長生きしてください」と声をかけられ、笑顔で「あんたもな」と応じた。「花束持って、レコード大賞を取ったような気持ちで歌います。あ、NHKホール。紅白か」とおどけた。
客席にあふれる笑顔を見回し「40年、あっという間でしたか? そんなわけないよね」と問いかけた。「今日みたいな日を迎えられると、よし! もうちょっと先までいってみよう、という気持ちになります。皆さん、素晴らしい笑顔をありがとうございます」。大ヒット曲「My Revolution」も熱唱。「奥野さんがよく言ってくれるんだけど、もぎたての59歳。だって今日が初めてなんだもん! またライブでお会いしましょう!」と話し、パワフルなステージを終えた。
3月にスタートした同ツアーは11月30日の福岡公演まで、全国各地で29公演を行う予定となっている。【鎌田良美】



