歌手森まどかが4日、都内で、新曲「終電車のプロローグ」発売記念コンサート「森まどかSpecial Live 2025 at JZ Brat」を行った。

新曲は曲調こそジャジーだが、“禁断の恋”を歌っている。曲をもらった第一印象は「歌詞がエロくて抵抗があった」という。だが、意外にも女性の反応がよく「やる気が出た」と笑った。生々しさを避けるために3つのキーで歌唱。これまでは地声のクリアボイスが特徴だったが、「表現が少しマイルドになるので、サビがファルセット(裏声)になるキーにした」という。

楽曲を手がけたのはIT社長でもある川北潤氏。前作「夜明けのタクシー」を歌う森を見て、「曲を作らせて下さい」と逆オファー。詞については「完全に妄想です」と笑った。

森は78年に「ひまわりの夏」でデビュー。弱冠13歳だった。「サザンオールスターズと全く同じ日のデビューでした」。翌79年発売のセカンドシングル「ねえ・ねえ・ねえ」は、小泉今日子(59)がデビュー曲「私の16才」としてカバーしている。「いろいろとあって、発売してすぐに歌えない状況になってしまいました」と明かした。「だから、カバーしてもらって本当にうれしかった」と素直に喜んだ。

この日のコンサートでは、新曲はもちろん「喝采」「人形の家」「Saving All My Love For You」など全18曲を披露。歌謡曲からAOR、ポップス、シャンソンなどジャンルレスに歌いこなす歌唱力で、ファンを魅了した。

「昭和の歌を歌っていきたい」。そんな思いをモチベーションに、森は歌い続ける。