イタリアで開催中の世界3大映画祭の1つ、ベネチア映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に選出された、細田守監督(57)の4年ぶりの新作アニメ映画「果てしなきスカーレット」(11月21日公開)主演の芦田愛菜(21)と岡田将生(36)が4日(日本時間5日)、公式記者会見とフォトコールに出席した。
スタジオ地図が、米ハリウッドメジャーのソニーピクチャーズと初の共同製作&出資し、12月12日の米国公開をはじめ全世界配給される作品。芦田は、父の復讐(ふくしゅう)に失敗するも、再び宿敵に復讐(ふくしゅう)を果たそうと死者の国を旅する中世の王女スカーレットを演じる。現代の日本から来てスカーレットと旅する心優しい看護師・聖を長編アニメ作品初挑戦の岡田が演じる。ともに細田監督作品への参加は初めて。
芦田は色とりどりの花が描かれた黒いドレスに黒いジャケットを身にまとい、岡田はネイビーのスーツ姿で登場。現地のファンも多数詰めかけ、大きな歓声を浴びた。
役作りについて問われると芦田は「スカーレットは中世の王女という役。王女として生きる使命感や心構えをどう表現するか悩みました」と明かしつつ「中世の動乱の時代を生きたジャンヌ・ダルクやエリザベス1世などの作品や映像を見て、イメージを膨らませました」と語った。
岡田も「演劇でシェークスピアをやったり看護師の役を演じていたので、聖という役に関しては自分の体にしみこんでいる状態だった。スカーレットに対する気持ちであったり時間であったり、そういう部分を大切にしようと演じました」と語った。
さらに芦田は「スカーレットは混沌(こんとん)とした世界を一生懸命生き抜こうとして、自分の想いを遂げようとする女の子。その一生懸命さが現代を生きる皆さんの生きる活力になっていただければと思います」と呼びかけた。
会見後、岡田は「映画を気に入ってくださったからこそ愛のある質問が多かった。いい時間だったと思います」と喜んだ。
細田監督も出席した。



