TBSの安住紳一郎アナウンサーは、6日夜に放送された同局系「情報7days ニュースキャスター」(土曜午後10時)に生出演。ともに総合司会を務める脚本家で映画監督の三谷幸喜氏と軽くやりとりする恒例の番組冒頭で、今週は三谷氏に詰め寄られ「誤解があったようです」と口にする場面があった。
三谷氏は安住アナに「今日はですね。安住さんに物申したいことがあるんですよ」と口にし、「僕はね、(担当した)ミュージカルが先週千秋楽を迎えまして。また次の舞台もあるんですけど、僕は演劇がメインだってことはご存じでいらっしゃいますよね?」と語りかけた。
安住アナが「もちろん知っています」と応じると、三谷氏は「2週間くらい前、安住さんが(パーソナリティーを務める)ラジオで、『演劇があんまり好きじゃない』っておっしゃってましたね」とただした。これに安住アナは「ちょっと…話の流れがあって…」と笑いながら釈明したが、三谷氏に「聴いてましたよ。聴いてましたよ」と迫られ、「確かに、せっかちなお母さんの話の流れがあった後、確かに、演劇や舞台で伝えたいメッセージは、もう少し短い時間で伝えられることができるかもしれない、みたいな話はしました」と真意を説明した。
すると三谷氏は「結果的に、俺は演劇は嫌いなんだとおっしゃっていましたよね。(何度も)袖からひょこひょこ(出演者が)出てくるのは時間がもったいないみたいな。すぐ話を進めろみたいな」とツッコミを入れつつ「確かに袖から出てくる人が、あれがまどろっこしいと」と述べると、安住アナは「最初からセンターに立ってろって」と、思いをぶっちゃけた。
三谷氏は「分かるんですけども、なんであれは袖から来るかというと、昔、シェークスピアの時代ですよ。照明がなかったわけですよ。電気がまだ発明されていないから暗転ができなかったんですよ。暗転して明かりがついたら立っている、という演出ができないから、俳優さんは必ず袖から出てこなきゃいけない。その名残があるわけですよ」と、歴史をひもといて説明した。
安住アナは「ええ?」「なるほど」「そうなんですか」と納得したような反応を示したため、三谷氏は「そう思うと、いいなあ演劇って思うでしょ?」と問いかけたが、安住アナは笑いながら「そうですね」と語るのみ。心境を察した三谷氏が「気持ちは分かります。まどろっこしいですよ。分かりますけどね」と口にすると、安住アナは「じゃあ、現在の技術を駆使して明転、暗転を多用すればいいんじゃないですか」と提案。三谷氏は「いいけど…ずっと培ってきたものがあるから」と、持論を譲らなかった。
安住アナは「やっぱり、(自分には)向いていないのかもしれない」と苦笑い。「嫌いなんですね」とツッコミを受けると「嫌いじゃないですけど」とだけ応じた。「お願いしますよ、ぜひ見てくださいよ」と三谷氏の要請を受け、安住アナは「分かりました。すみませんでした。誤解があったようです」と最後は最大限フォローして、番組を進めた。



